Q&A
認知症ケア専門士について
- 「認知症ケア専門士」とはどのような資格ですか?
- 認知症介護従事者の自己研鑚および生涯学習の機会提供を目的に設けられた資格です.なお,常に新たな知識・技能の修得を資格維持の要件としているため,更新制の資格となります.
- 資格の更新とは?
- 本資格の維持には日本認知症ケア学会が主催する講座や,認定する他の団体が開催する講座への参加により5年間で30単位以上を取得することが必要です.
- 「認知症ケア専門士」は国家資格ですか?
- いいえ.認知症ケア専門士は日本認知症ケア学会が認定する民間資格です.
試験概要について
- 「認知症ケア専門士認定試験」はどんな試験ですか?
- 第1次試験の受験分野は以下の4分野です.
- 認知症ケアの基礎
- 認知症ケアの実際I:総論
- 認知症ケアの実際II:各論
- 認知症ケアにおける社会資源
4分野すべてに合格すると,第2次試験を受験することが可能となります.なお,合否は分野ごとに判定いたします.合格された分野は期限内(合格年より5年間)であれば再受験の必要はございません.
第2次試験は以下の内容です.
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論述試験
第1次試験合格(4分野すべて)発表時に送付する「事例問題」3題に対する論述.
なお,提出期間は第2次試験受験申請期間末日までとなります.(受験申請書類に同封し送付してください.)
- 面接試験中止
- 受験資格は?
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受験資格は以下の通りです.
認知症ケアに関連する施設,団体,機関等において試験実施年の3月31日より遡り, 過去10年間
において3年以上の認知症ケアの実務経験を有する者.
*受験の手引(願書)にある所定の様式「認知症ケア実務経験証明書」を所属する(した)機関・団体に提出し,認知症ケアの実務経験を認めていただく必要がございます.
- 私の所属は認知症専門病棟ではないのですが…
- 認知症ケアの実務経験を証明していただく施設,団体,機関等は,認知症専門である必要はございません.また,経験職種や職務内容についても,認知症ケアに携わっている限り制限はございません.
- 受験するのに何か他の取得資格(ex.介護福祉士,介護支援専門員など)は必要ですか?
- いいえ. ご自身の取得資格の有無にかかわらず受験が可能です.必要となる条件は上記の受験資格のみとなります.
- 昨年標準テキストを購入しました.今年は変更はありますか?
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いいえ.変更はありません.最新版は以下のとおりです. 詳細は「受験の手引・標準テキスト」にてご確認ください.
改訂5版・認知症ケアの基礎(2022年11月末発売)
改訂5版・認知症ケアの実際I;総論(2022年11月末刊行)
改訂6版・認知症ケアの実際II;各論(2022年11月末刊行)
改訂6版・認知症ケアにおける社会資源(2022年11月末刊行)
改訂4版・認知症ケア事例集(2013年11月末刊行)
- テキストの改訂内容について教えてください.
- 関連する法律の改正にあわせ,内容も変更しています.
- 今年で××歳になりますが,受験できますか?
- はい. 受験資格を満たせば年齢制限はありません.
申請書類について
- 「受験の手引」がなければ申請はできませんか?
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はい. 「受験の手引」は認知症ケア専門士認定試験の願書です.1部1,000円(本体909円+税)です.
詳細はこちらをご覧ください.
- 昨年の「受験の手引」は利用可能ですか?
- いいえ. 「受験の手引」は毎年異なります.本年度のものをご用意ください.
- 「受験の手引」をコピーして,複数人で使用することは可能ですか?
- いいえ. お1人様につき1部必要です.
- 第2次試験の受験料も一緒に振り込むのですか?
- いいえ. 第2次試験受験料は第1次試験合格(4分野すべて)後必要となります.払込用紙は大切に保管してください.
- 認知症ケア実務経験証明書[様式2]とはなんですか?
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試験実施年の3月31日から過去10年間の間に3年間以上認知症ケアの業務に従事している,またはしたことを所属先に証明してもらうための書類となります.ご自身で所属先に依頼し,作成してください.複数の所属先の認知症ケア実務経験を合わせて3年となる場合は,コピーしてご使用ください.証明書の作成,記入漏れ等による申請遅延は認められません.必ず申請期間内に提出してください.
- 私は有資格者(介護福祉士,介護支援専門員等)ですが認知症ケア実務経験証明書[様式2]は必要ですか?
- はい. すべての受験者が認知症ケア実務経験証明書[様式2](過去の試験で同書類を提出済み,かつ現在もそれが有効な場合は第1次試験受験資格確定済証貼付用紙[様式3])の提出が必要です.
- ボランティア経験や実習は実務経験に含まれますか?
- いいえ. ボランティア経験や実習は実務経験に含まれません.
- 様式(申請書類)のコピーについて知りたい.
- 申請書類の原本(手引同封)に必要事項を記入し,コピー(2部/モノクロ可)を作成してください.
各試験におけるコピーの部数は以下を参照してください.
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- 白黒コピーしてしまったのですが…
- 大丈夫です.コピーに白黒,カラーの指定はありません.
- コピーした後に写真を貼る必要がありますか?それとも写真を貼った後にコピーをすればよいですか?
- 申請書類(原本)にのみに添付してください.その後必要事項等も記入したうえでコピーを作成してください.
- 以前第1次試験を4分野すべて合格したものです.今回第21回;第2次試験より受験したいのですが,なにか別途事前に手続きが必要ですか?
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「第2次試験受験資格を満たす過去の第1次試験合格者」の方は論述問題(事例)送付希望届提出期間内(2025年7月1日~7月31日(消印有効))に「受験の手引」の中の論述問題(事例)送付希望届[様式6]を簡易書留にて「認定委員会」係まで提出(封筒は自身で用意)し,論述問題をお取り寄せください.論述問題は,2025年8月18日に投函予定です.
その後は他の受験者と同様に第2次試験の申請を行ってください.なお申請には本年度の受験の手引が必要となります.